ポリ袋に着色を施すための方法とは?

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ポリ袋(ポリエチレン袋)の代表的な素材であるLDPE袋とLLDPE袋は、透明性があるのが特徴です。そのため、袋外側側から内容物を確認することができます。しかし、内容物や用途によっては、中身を見えないようにしたいというケースもあるため、透明なポリ袋に色をつける場合があります。

ポリ袋に色を付ける場合は、大まかに以下の2通りの方法があります。
1.着色加工:フィルム製膜時に着色剤顔料(マスターバッチ)を混ぜる
2.印刷加工:フィルム製膜後に印刷を施す

【着色加工の特徴例】
・ポリ袋全体へ色をつけることができる
・着色カラー見本帳があるので、その中から希望の色を選ぶことができる
・フィルムの厚みが薄かったり、着色剤の含有割合が少ない場合、製造ロットが多くなる場合が多い

【印刷加工の特徴例】
・ポリ袋内の指定位置のみに特定の印刷模様を施すことができる
・表裏に印刷を施したり、複数色の印刷を施すことができる
・ポリ袋の両端5~10mm程度は印刷を行うことができず、透明部分が一部残る
・印刷デザインの打ち合わせのためにはAIデータの用意が必要となる

ポリ袋に色を付けたい場合は、着色加工もしくは印刷加工を行うことで対応可能となりますが、それぞれ長所短所があるため、対応方法を選定する際には注意が必要ですのでご注意ください。

※弊社では、お困りごとの背景等を丁寧に確認させて頂き、適切な課題解決をサポートさせて頂いております。選び方がわからない場合も、ご質問頂けますと幸いです。

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