クリーン化とコスト抑制を両立してクレーム解決

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クリーンルーム製品製造メーカーH社様の事例をご紹介します。

クリーンルームで使用されることに

H社様では、ある製品を製造しておられましたが、この製品が新たにクリーンルーム内で使用する用途に採用が決まりました。

思いもよらぬクレーム発生

H社様は「用途開発ができた」と大変喜んでいらっしゃいましたが、初回の納品後に、お客様からクレームが発生したのです。

クレームの内容は、「ポリ袋が汚染されている」ということでした。

どうやら、製品を包装していたポリ袋に問題があるようなのです。詳しいところを聞きますと、お客様のほうでクリーン性に関するテストを実施されたそうなのですが、そのテストでの評価が芳しくなかったようでした。

「クリーン性に問題のない包装資材に変えて欲しい」というお客様の要望から、当社にご相談いただいたということです。

当社のご提案はというと・・・

当社からはまず、クリーンルーム向けとして使用実績のある「無添加ポリエチレン」をご提案いたしました。この製品は、アンチブロッキング剤などの添加剤を使用していないため、溶出成分が抑制されており、内容物を汚染しにくい構造です。

しかし、この製品ではクリーン性での問題は解決できたものの、費用の問題でNGということになりました。従来の一般的なポリ袋と比べ、高価なため、コストが高くなりすぎるということです。

そこで、今度は「クリーンIPP袋」をお勧めしました。この商品は、当ウエブサイト内ではご紹介しておりませんが、無添加ポリエチレンについで清浄であることと、比較的価格が安いことが、H社のご要望に沿っているのではないかと思ったためです。

この「クリーンIPP袋」をテストしていただいたところ、性能の面でも費用の面でも大変お喜びいただけました。H社のお客様でも「これならすごくいい」と評価いただき、クレーム解決方法としてご採用いただくことになったそうです。

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