そこで、無添加レベルのクリーン性には届かなくとも、通常品よりもクリーン性能に優れるタイプとして注目されているのが「ノンスリップポリ袋」です。
一般的に、フィルムにはスリップ剤という、フィルムの密着を防ぐための添加剤が使用されています。これらの添加剤により、袋の口開きが良くなり、フィルム同士が密着することを避けることができるため、作業性がよくなるという利点があります。しかし、こうした添加剤は、クリーン環境では「パーティクル数の悪化」に繋がる点から、クリーン環境での使用には不向きとされてきました。
クリーン環境ですと、スリップ剤を使用しない「無添加ポリエチレン袋」が最適ですが、低コストでの包装を希望する場合には、コストの問題からなかなか採用することができません。
そういう場合には、低コストのクリーンポリ袋として極限までスリップ剤を減らした「ノンスリップポリ袋」が利用されています。
スリップ剤を極限まで減らしているので、クリーンルーム内で使用される資材の包装などで低コストでの高クリーンを実現しています。